2024年08月16日

災害大国日本の暮らし方 Vol-2

前回の記事 災害大国日本の暮らし方でもお伝えした様に 臨時情報の制度ができた2017年以来、初の「巨大地震注意」が気象庁から発せられました。

広い範囲で 緊張が伝わり 海水浴シーズン・お盆休みで観光シーズンで有った事もあり 海水浴場閉鎖 予約のキャンセル等 観光地では大打撃を受け様です。
また スーパーやホームセンターでは 水や非常食の買いあさり 非難用品防災用品が品薄に成ったと言うお話をしました。

何故!今回の注意喚起でこの様な事が起きたのか 不思議とは思いませんか?
これまでにも 記憶が新しい大規模災害は起きています 大きな震災では 淡路兵庫・新潟・東北 その他にも九州 能登半島・・・200年以降だけでも 地震・豪雨・台風・土砂崩れ・噴火・・等など日本の各地で大小45件もの災害は起きています
これらの教訓が全く生かされてい無い!と言っても 過言では無い様に思います。
災害が起きた地域 近隣の方々はそれなりに意識をされている様ですが 災害の起きてい無い地域 特に中部 東海地域は他人事の様に 気薄にも感じます 残念な事です。

日本に住む全ての人が 災害大国日本・・・と言う事を、再認識するべきと思います。

宮崎県南部地震発生に伴い 「巨大地震注意」が発せられ7〜10日で 解除されましたが 安全に成った訳では有りません 
南海トラフ地震が宮崎県南部地震と関係・関連して起きる事は極めて少なく成ったが 従来と変わらない何時起きても不思議では無い状態だと言う事には代わりは無いのです。

大規模災害が起きた時 まさか・・・起きるとは思わなかった・・・今までには無かった・・・予想外だ 想定外だ・・・がパニックに成る要因です。
何処にでも 何時起きても不思議では無い災害 それが災害大国日本です、災害と共に暮らす術を考え 日常的に普段の生活が 災害に対する準備や対策に繋がる生活スタイルであれば 心の準備が出来て居れば・・・・若し災害に成っても 慌てる事も パニックに成る事も有りませんよね

では、どう暮らせば良いのか

1.先ずは今お住いの場所はどんな場所なのか この地域の地質(軟弱な地・強固な地)地形(海や山や川が近くに有るのか)海抜標高等を知る・・・地盤サポートマップ
過去に大きな災害が無くても 若し大規模災害が発生したらどうなるのか? 市や県の防災マップを確認する ハザードマップポータルサイト 更に 災害時の避難場所は何処かを事前に知っておく事 (例 愛知県一宮市防災マップ

2.大規模災害時の避難生活 救護・支援とは 
予測される災害(台風・降雨・河川の氾濫など)限られた箇所の災害(土砂崩れ・竜巻など)は、地域の自治体や防災委員が避難場所の開設・運営をしてくれます
しかし 広範囲の大規模災害時は 県や市の職員・警察・消防員も被災者に成ります 従って避難所の開設等は、市町村が行う自治事務であるが 避難所の運営は非難者(避難所を利用する者)の自主運営が基本です。
更に 大規模災害において避難所は 自宅の倒壊・半壊で生活が出来ない者の一次避難場所である事 自宅が倒壊の危険が無い場合 水やガス電気が止まっていても 自宅避難生活が基本と成ります。
避難所はあくまでも一次避難所 自宅倒壊など住む事が出来ない状態のと時は 身を寄せられる場所 親族や親類・友人など複数の頼れる先を確保しておく事も大切です。
過去の記事 避難所の運営者は誰ですか?を見て下さい
参考資料 避難所運営ガイドライン - 内閣府防災情報

3.防災対策は、家屋の防災 防災用品・非常食の準備と言われますが 今の生活と切り離して防災と考えると 無駄が生じたり 平時に何度の奥に仕舞い込んだりと 現実的では有りません
住宅の耐震も必要ですが 大規模災害(震度6強液状化)の規模次第では役に立ちません それよりも 二次的被害 家具などが障害となり逃げ難い 家具等で下敷きにならない配置 退避経路の確保を心がけた生活環境の構築が大切
特別な非常用品と言うより 日々生活で使用する用品を災害時でも使える物を選ぶ 日々使用する事で 有事に探さなくても何時もの場所に有る 安心感が大切です。
食料品に関しても カップ麺やレトルト・パックご飯では無く 日々の食材で保存の利く物 乾物・穀物を多めに保管する事をお勧めします
それら以外に 予備の用品食品は 自宅の外 余地に物置や自家用車のトランクに保管する事で 自宅倒壊で持ち出せなくても 最小限の物は確保が可能に成ります。

平時の生活スタイルが、災害時に於いても 平時と変わらない 近い状態に保てる工夫が大切だと思います。
例えば 平時の娯楽 レジャーを単に娯楽とするのでは無く BBQやキャンプなどを愉しい災害時の練習に成る工夫がお勧めです。

災害大国日本 何時何処で起きても不思議では無いと認識し 災害と共存 共生する生活環境を保つ事で 大規模災害に対し 大難が中難 中難が小難と思える事 如何に不安を少なくするか 心の準備をして居るかだと思います。

 
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ペット同行避難について
posted by 自助・共助 at 11:33| Comment(0) | information 情報

2024年08月12日

災害大国日本の暮らし方

8日午後4時43分ごろ、日向灘を震源とする宮崎県南部で最大震度6弱の地震が発生した。
気象庁は同日午後7時15分に南海トラフ地震が発生する可能性が平常時より高まっているとして、南海トラフ地震臨時情報「巨大地震注意」を出した。
臨時情報の制度ができた2017年以来、初の「注意」で、1週間程度継続される。

南海トラフ地震の震源域(赤い線)(政府地震本部提供)
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南海トラフ巨大地震で想定される各地の最大クラスの震度分布(気象庁提供)
甚大な被害が想定される巨大地震の震源域内の地域だけでなく、「地震大国」日本国内に広く警戒感が広がった。

そなん中 9日夜、神奈川県で震度5弱の揺れを観測する地震があり、気象庁は地震発生から1週間ほどは最大震度5弱程度の地震に注意するよう呼びかけています。
一方、今回の地震について複数の専門家は、南海トラフ地震とは関係がないと指摘したうえで冷静に対応するよう呼びかけています。

しかし平時 何事も無い事に平和ボケしている多くの人が パニックに等しい買い溜め? 水やカップ麺を買いあさり スーパー等で品薄になったとか・・・



何か有るとパニック・衝動買い? そういう人に限って時間と共に気薄になり忘れてしまう・・・毎回同じ様なことが起きている 悲しい話だと思う。

マスメディアでも 災害が起きると災害時の準備を呼びかけるが 間違っていると思うな・・・やはり 何ごとも無い時 平時に生活の一部として考えるべき事
日本は小さい災害・局部での災害が常にあちらこちらで起きている 地震に限らず大雨 ゲリラ豪雨での水害 台風災害 土砂崩れ・・・
しかし 他人事の様にただ傍観する人が多いのも現実と感じる。

幾度と言うけど 災害大国日本 災害は日常的に何処かで起きている 次は我が身と認識し災害との共生こそ 日本人のある姿と感じる。
災害と共生?編に聞こえるかもですが 若しもの時の準備・防災ではなく 災害は常に何処かで日常的に起きて居る事 災害の中で生きて居る 生活の一つと考え 生活の一部にすることが大切と思う。

例えば・・・・ 毎日使う浴室に常に 生活用水をタンクで保管 お風呂に入る時に水を入れ替えておく
日々移動する手段のマイカー トランクに最小限の用品を積んでおけば 帰宅難民にならない 万が一自宅倒壊・火災に成っても 最小限の用品が持ち出せる 避難用具の保管場所を複数個所に分散して考える
非常食と固定せず 日々の食材として保管の利く食品(缶詰・穀物)を常備する
家族や友人と行うキャンプやBBQを娯楽・レジャーだけでは無く 災害時に役に立つ野外調理サバイバルを考えた楽しい企画で楽しく美味しく学ぶことも良いと思う。

日常生活に、色々な面で防災を意識した事柄を含む事 生活習慣の一部にする事 更に 家族や友人・知人とも共通する生活習慣として取り組む事で 自助・共助に繋がると思います。



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ペット同行避難について
posted by 自助・共助 at 11:22| Comment(0) | information 情報

2024年07月17日

美味しく学ぼう〜野外調理体験会のお知らせ

毎年開催して来ました「避難生活擬似体験会」 今年は、8月の24日(土)・25日(日)に「美味しく学ぼう〜野外調理体験会」として開催いたします。

家族や友達と行くRecreatiom campingに 取り入れると一味違う楽しいキャンプに成る野外調理です。
勿論 災害時においては 暖かい手作り料理は 心身を和らげる最大の方法にもなります。

開 催 日 / 8月24日(土) 午前10時〜 8月25日(日)午後3時迄

開催場所 / 腕白農園 一宮市千秋町町屋花ノ木66

プログラム / 
1.24日 11:00〜14:00 空き缶炊飯 
2.24日 14:00〜17:00 棒巻きパン 
3.24日 18:00〜  囲炉裏で夜会(災害時の自助共助を考える)
4.25日 11:00〜14:00 湯煎調理法
5.25日 15:00〜17:00 追加枠(空き缶炊飯又は棒巻きパン) 


棒巻きパン

アルミ缶炊飯

湯煎調理
参 加 費 /
プログラム1〜5 各種 
会 員 / 大人1,500円(入園料+食材費) 子供1,000円(小学生) 未就学児童 500円 (食材費) 幼児で食事をされない方は無料 

一 般 / 大人1,800円(入園料+食材費) 子供1,300円(小学生) 未就学児童 800円 (食材費) 幼児で食事をされない方は無料  

定 員 数 /
定員5組(5家族)10名 MAX15名迄 申込者多数の場合25日の追加枠で開催する場合も有ります 
最小定員2組(家族)3名から開催 2組以下2名以下の場合はそのコースは中止します 

特記事項 /
同じ日に複数のコースに参加される場合は、大人の参加費入園料分の500円は不用(例 1と2に参加される場合 1500+1000= 2500円)と成ります。

25日午後〜追加枠を設けました 申し込みが多い場合に追加開催をします。

24日〜25日一泊キャンプを希望される方は 夕食+囲炉裏会+翌朝食含み 1人2,500円 子供1,500円 (入園料+4食材費) 未就学児童1000円 幼児で食事をされない方は無料 キャンプ用品は各自持参下さい 

囲炉裏で夜会は おつまみ程度(アヒージョ+網焼きを予定)となります 囲炉裏で焼く食材は、各自好みで持ち込みOKで〜す

何時起きるか解らない大規模災害 日々の準備 何事も無い平時に色々と想定し 対策をしておく事は家族を守る最大の方法です。
若し 大規模災害に遭遇した時 公の避難所が開設・機能するまでは2日は必要 先ずは身を家族を守り自助
仲間と助け合い共助と成ります。
避難所生活・自宅避難生活において 水道・電気・ガスが止まって居る環境下 野外生活術 survival survive法を知って居ると焦らず 毅然として居る事が可能に成ります
過酷な状態の中 お父さんが温かい料理を作る お子様と暖かい食事をする事は 安らぎに必ず成ります。

防災セミナー

防災講習会
詳しくは 腕白農園/腕白Farm&Field Wowparkのホームページ 又はブログをご覧下さい。


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ペット同行避難について
posted by 自助・共助 at 09:11| Comment(0) | information 情報